本校の卒業生数は約4,000名に達しています。

OB諸氏のほとんどは独立して接骨院・整骨院を営んでおりますが、総合病院や整形外科医院、各種施設等で活躍しているOBも少なくありません。
歴史ある本校のOB諸氏は、各県において柔道整復師会など諸団体の重責を担っており、柔道整復師の地位や技術向上のために尽力しています。
「同じ釜の飯を食った仲間」の結束は固く、諸先輩が築きあげた「柔専魂」は後輩にも脈々と受け継がれております。
※仙台接骨医療専門学校は旧称を「東北柔道専門学校」と云い、通称「東北柔専」と呼ばれて親しまれていました。

本校OBは「柔道整復師」として、全国各地、また世界に羽ばたき活躍をしております。

  • ○地域医療を支える担い手としての接骨院開業
  • ○高齢化社会への大王としてのデイケアセンターの開設
  • ○スポーツトレーナーとして、プロ選手や実業団、各学校、地域スポーツ団体での活動
  • ○WHOにも認められた治療資格「柔道セラピスト」としての国外活動

東北柔専OB会

卒業生の有志によって東北柔専OB会本部を組織しております。
会員総数は約1,800名を超え、全国33支部に組織されて研鑽や親睦活動が行われております。

主な活動内容

  • ○東北柔専OB会本部機関誌「くろおび」の発行(年1回)
  • ○全国OB会総会の開催(懇親会) 各支部の持ち回り
  • ○支部毎の学習会や研修会、研究学術発表会、交流会、機関誌の発行
  • ○近隣支部同士の合同研修会
  • ○全国柔道整復師学校協会柔道大会選手激励会
  • ○学業成績の優秀な卒業生に対する東北柔専OB会本部会長賞の授与
OB会本部機関誌「くろおび」

OBによるバックアップ

OBは本校学生の就職先や臨床研究機関、アルバイト先として、確かな技術と人間性を大切にしながら、経営的なノウハウの指導・育成に努めています。
柔道整復師として長く治療活動を続けるためには、治療現場での臨床体験が必要不可欠です。本校では毎年多くのOB諸氏から求人をいただいており、また、各分野で活躍しているので本校の学生は就職先に恵まれているといえましょう。
また、独立開業の際も、様々なアドバイスや支援を受けられるので心強いOBです。

夢をかなえた先輩たち

開業・スポーツトレーナーとして活躍

私は現在、柔道整復師として患者さんへの治療のほか、接骨院の経営、医療関係、スポーツ関係、経営面などの講演会やセミナー活動などを行っており、またプロのスポーツトレーナーとして、大会に参加する選手に帯同しています。
このような仕事の中で、嬉しい面は、痛みを訴えた患者さんやスポーツ選手が、「痛みがなくなった」、「和らいだ」と言ってくれることです。治療後、スポーツ選手が大会などで活躍してくれるのもうれしく、私自身、仕事が好きでやっているので、厳しいとかんじることはないです。
私の入学当時は、柔道整復を学べる学校は全国に13校と非常に少なく、選択肢が限られていました。
その中で、仙台接骨医療専門学校は非常にアットホームな学校で、学生一人ひとりの面倒をきちんと見てくれる学校です。勉強や実技が苦手でも、先生たちが出来るようになるまでしっかりと面倒をみてくれ、入学した学生を見捨てず、最後まで親身になって対応してくれます。
柔道整復師は医療やスポーツ、介護の現場など幅広いフィールドで活躍でき、間違いなく社会で役立つ職業だと思います。

介護福祉業界で活躍

私は、午前中はデイサービスに勤務し、器械運動、歩行訓練、イスからイスへの移乗運動などを行いながら、利用者さんの体の状態を維持できるように機能訓練を行い、午後からは、接骨院に勤務して、患者さんの治療にあたっています。
この仕事のやりがいは、利用者さん、特にお年寄りの方への接し方です。日々体調が変化していて、昨日できたことが今日は出来ない、ということは珍しくなく、昨日は盛り上がった話が今日は盛り上がらない、という事もあるので、利用者さんや患者さんの状態を把握しながら、接していくのは、難しい面でもあり、やりがいでもあります。
私が柔道整復師を目指したきっかけは、高校時代に運動をしていて、結構ケガが多かったので、接骨院にはむかしからお世話になっていました。通院するうちに自分のケガが治っていくことに、単純に凄いなって思って、柔道整復師を目指し、仙台接骨に入学しました。
仙台接骨医療専門学校は、とにかく面倒見がとてもいいです。勉強が苦手な子でも先生たちが最後までしっかりと面倒をみてくれるので、柔道整復師に興味があっても国家資格の勉強が大変そうだなと思っているなら、ぜひ仙台接骨医療専門学校に入学してほしいです。周りがしっかりとサポートしてくれますよ。

接骨院で活躍

外傷の患者さんの治療をメインで行っています。包帯やテーピング、脱臼後のリハビリを担当することもあります。

大きな大会を控えた時期に、怪我をしてしまった高校生がいまして、練習と並行しながら怪我の治療を行いました。なんとか怪我を治すことができ、本人がレギュラーに入れた時は今年一番の大仕事をしたなって思いました。関わった患者さんから「先生ありがとう」って言ってもらえた時はやりがいを感じます。

私が入学を決めた理由は、学校の第一印象がとても良かったことです。イベントで学校の説明をしてくれた先生がとても気さくで、わかりやすかったのです。実際に入学すると、実技の授業を中心に、授業がとてもしっかりしていました。勉強が苦手な方にも、先生がマンツーマンで対応してくれます。

柔道整復師に興味がある皆さん、仙台接骨医療専門学校の実技指導は現場で活かせる内容です。私、学生時代に包帯巻きコンテストで優秀賞をもらって優勝したんです。実際に患者さんの治療に携わると、学生時代に学んだことが役立っていると強く実感します。先生方は優しく頼りになる方ばかりなので、興味がある方はイベントに参加してみてください。

整形外科病院で活躍

患者さんの痛みを和らげるため、干渉波や低周波などを用いた物理療法を行っています。このほかにストレッチなどの運動療法も取り入れています。

患者さんに「ありがとう」と言ってもらえることがやりがいです。柔道整復師は患者さんとの関わりの中で直接ありがとうと言ってもらえるので。大変なことは、すぐに目に見えるような効果が出ないことです。痛みに苦しんでいる患者さんを見ると、もどかしい気持ちになります。

柔道整復師を目指したのは、自分自身の怪我が理由です。接骨院で治療してもらった時に、初めて柔道整復師という仕事を知りました。日常生活から痛みや不自由さを少しでも取り除くことができるので、目指そうと思いました。

進学を考えているのであれば、入学前に明確な目的意識を持ってください。中途半端な覚悟で合格できるほど国家試験は甘くないですし、学生生活が続かないです。しかし、国家資格を取得後も継続的に学ぶことで、いろいろな分野で活躍できます。頑張れば頑張るほど結果がついてくる、魅力的な仕事です。