国家試験問題で出題数が多いのは専門科目である柔道整復理論と、からだの仕組みの基礎を学ぶ解剖学、生理学です。これらの科目をしっかり勉強すると、3科目の得点が向上するだけではなく他教科の理解がとてもスムーズになり、国家試験合格に大きく近づくことができます。柔道整復理論は主に専任教員が担当している科目なので授業以外の時間でも質問があればすぐに教えることができます。解剖学や生理学が苦手な学生には1年生から補講を実施しています。ラウンジでは先輩が後輩へ勉強を教えている姿もみられますよ。単科の学校ならでは!先生たちだけではなく学生皆がサポートしあい同じ目標に向かって頑張っています。

本校の国家試験対策指導

国家資格取得には試験に対応したカリキュラムはもちろん、学生一人ひとりのやる気と自主性、サポートする学内指導体制が必要です。
本校ではその実践に積極的に取り組んでいます。

対 策 主な指導内容
中間試験 前期及び後期授業期間中に行われる試験です。
履修している科目全ての試験を実施し、進級、卒業判定にも関わります。
現在の勉強でどのくらいの成績が残せるのか、授業の理解度はどうかを、学生本人だけでなく、教員・講師ともに確認し、検討するのが目的です。
学習面接指導 中間試験、定期試験終了時に実施します。
成績が伸び悩んでいる学生一人ひとりに対し、勉強法のアドバイスをします。
1、2年生
ハーフ模擬試験
国家試験の主要科目である柔道整復理論と解剖学、生理学から計100問を本校で作成し、出題します。
夏休みと冬休み前に昼間部と夜間部合同で行う試験です。
3年生模擬試験 業者の模擬試験を年5回実施します。
他県の専門学校も参加するので、全国レベルで個人成績が判断できます。
特別授業 集中講義で、難しい科目を重点的に学習していきます。
全体補講
個別補講
放課後を利用し、全体的に苦手な科目の補講を行います。また。成績に応じ5、6名に対して個別に補講を行い学年全体の学習レベルを合わせていきます。
実技試験練習 認定実技審査の合格に向けて3年次の4月から練習し、全員合格を目指します。
認定実技審査 3年次の11月頃に行なわれる、いわゆる「国家試験の実技版」。柔道実技と柔道整復実技において、3年間学んだ成果を発揮します。試験会場は本校になっています。
※聴講生制度 在学中に国家資格を取得できなかった場合、本校では翌年の国家試験を目指す人のために聴講生制度を設けています。不得意科目を中心に重点的に学びます。

平成30年度、令和元年度国家試験の合格率(新卒)

  平成30年度 令和元年度
仙台接骨医療専門学校 91.2% 91.5%
全国平均 86.1% 84.8%

国家試験対策指導スケジュール

  1学年予定 2学年予定 3学年予定
4月 ・オリエンテーション ・遠足   ・ハーフ模擬試験
5月   ・臨床実習  
6月      
7月 ・中間試験 ・中間試験
・解剖実習見学
・ハーフ模擬試験
・中間試験
8月     ・ハーフ模擬試験
9月 ・前期試験 ・前期試験
・研修旅行
・前期試験
10月     ・フル模擬試験 ・解剖実習見学
11月     ・就職ガイダンス・認定実技審査
12月 ・中間試験 ・中間試験 ・フル模擬試験
・中間試験
1月     ・卒業試験
2月 ・後期試験 ・後期試験 ・フル模擬試験
3月     ・国家試験